こんにちは、歯科衛生士の松永です。今回は、「 噛む 」ことについてお話していきます。

 

今まで、歯ぎしりや噛みしめ、夜につけるマウスピースについてはブログにて発信させて

いただきました。

今回は、普段の食事や生活の中で「噛みすぎてしまっている」という問題を皆さんと共有

できたらと思います。

 

今現在、唇は閉じていますか？また、上下の歯は噛んでいますか？離れていますか？

以前、TCH（歯を接触させる癖）についてもお話させていただきましたが、

無意識下において、歯が接触しているだけでも、顎関節症や筋肉の疲労、歯周病の促進などに

影響があります。

 

ですが、TCHがあるほとんどの方に自覚症状がありません。ご本人が自覚するには噛む力のうち70～80％程の力が必要だと言われています。

そのため常に意識することが大切です。

 

ですが、ただ口を大きく開けていたらいいというわけでもありません。唇は閉じた状態で、上下の歯の間は約３ｍｍ空間をあける「安静空隙」が必要です。

 

上下の歯をつける→上下の唇をつける→歯だけを離す　そして舌は上あごにつけ、鼻呼吸する。

これがそれぞれの正しい位置になりますので、意識してみてください。

 

また、皆さんは小さい頃「１口３０回噛みなさい」と言われた経験はありませんか？

現在、食事にどれほどの時間をかけているでしょうか。年齢を重ねていくうちに、小さい頃と比べて

時間をかけて食べることが難しくなっていると思います。

早食いは噛む回数が少ないがゆえ、消化不良や肥満の原因になると言われています。

また早く食べようとしてガシガシ強く噛んでいると、歯に負担がかかり口腔周囲に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 

・食材の硬さによって噛む力を変える

・弱い力で１口３０回かむ

・ゆっくり食べる（ちまちま食べる）

 

自分の指をかんだ時に痛くない程度が目安です。

これを機に、噛む力についても注目してみてください。

-------------------------------------------------------------
中央区赤坂のパパとママと子どもが一緒に通える歯医者
医院名：横田デンタルクリニック
住所：〒810-0042
　　　福岡県福岡市中央区赤坂2-3-20 AKASAKA2320 1F
電話番号：092-724-0480
-------------------------------------------------------------