フロス(糸ようじ)での歯間清掃
2022/04/18
こんにちは、歯科衛生士の秋吉です。
今回はフロスについてお話します。
皆さんは歯磨きをする時、歯ブラシ以外に使用されているものはありますか?
久しぶりに歯科受診される方にこの質問をすると、「歯ブラシだけで、何も使っていません」と答えられる方や「フロスを使っているけど、難しい」、「使っていたけど、難しくてやめた」と仰る方が多くおられます。どうしてこのような質問をするかというと、歯ブラシでのブラッシングも大切ですが、細かい歯と歯の間の汚れはそれだけではなかなか落とすことができないからです。いくら時間をかけて磨いていても歯医者に来て汚れの確認をすると、歯と歯の間に磨き残しがあるという方がほとんどです。そういった歯と歯の間の汚れを落とす時に必要なのがフロスです。
最近では、口腔ケアの重要性が少しずつ広まってきて、芸能人がフロスをおすすめしているのを聞いたり、見たりすることもあると思います。
ですが、フロスを使いましょう。と言われても使い方が分からない、難しいというイメージがあると思います。ここでフロスの使用する際のポイントをお話します。
Point①フロスの選び方
・繊維に色のついたもの:どこに通しているか分かりやすい、汚れが目に見えて分かる
・ワックス付きのもの:すべりが良く、歯と歯の間に引っかからずに通しやすい
・繊維が細すぎないもの:繊維が細いと指に巻き付ける時に食い込んで痛いかもしれません
Point②自分のお口の中を知りましょう
自分のお口の中が今どんな状態なのか、歯並びやむし歯の有無、汚れの付きやすい部分などを知りましょう。(当院では、初診の患者様に、口腔内写真を撮影して、次回来院時にお渡ししております。)
歯の形や生え方によってフロスの当て方も変わってきます。
Point③フロスの長さ
フロスを指に巻き付けて使いますが、その時指と指の間の糸が長すぎると、上手く操作するのが難しいです。指と指の間の糸は2~3cmくらいにしましょう。
Point④フロスはピンと張る
・人差し指の間のフロスは床と並行にして、ピンと張ったままお口の中に入れましょう。
・お口に入れるのは人差し指二本のみ。
・お口を大きく開けるのが難しい時は、お口を少し閉じ気味にして人差し指で頬粘膜を排除しながら入れてみましょう。
・フロスを通す時は、鏡を見ながら歯の位置が見えるようにして通しましょう。
最初は奥歯からの練習をおすすめします。奥歯が出来るようになれば、あとは簡単。
また、上手に出来るようになっても続かないと意味がありません。
習慣化できるように、歯磨きの前にフロスを通すようにしましょう。
フロスが出来るようになれば、リスクが高い部分のケアが出来て、むし歯や歯周病のリスクも減らすことが出来るようになります。Pointをおさえてフロスを習慣化してみましょう。
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