その症状、原因は歯ぎしりや噛みしめかも!?
2020/07/31
こんにちは。歯科衛生士の松永です。今回は 「ブラキシズム」 についてお話していきます。
ブラキシズムとはお口やその周辺の器官にみられる習慣的な癖の一つで、代表的なものは「歯ぎしり」 と 「かみしめ」 の二種類があります。
歯ぎしりは睡眠中に行っているため自覚することが少なく、周囲の人に知られて気づくことがほとんどです。一方かみしめは日中、夜間にかかわらず無意識のうちに歯を食いしばってしまうもので、これを総称してブラキシズムといいます。
歯には食べる、発音するという役割のほかにも、歯ぎしりをすることで精神的なストレスを発散する役割があると言われています。けれども過度の 「歯ぎしり」 や 「かみしめ」 はお口の中や周囲の組織に大きな影響を及ぼし、歯を失う原因にもなりかねないのです。
昨今、ストレス社会と言われている世の中。ストレスを感じ無意識に歯を食いしばっていることはありませんか?また長時間のパソコンやスマホの使用など、なにかに集中しているとき、上下の歯が触れているだけでもお口周囲の組織に負担をかけてしまいます。
ブラキシズムを行うことで受ける歯の影響として
①歯がすり減り知覚過敏の原因になる
②歯周病の増悪
③顎関節症などのあごの障害
④お口周りの筋肉の痛み
⑤顔面の変形
⑥頭痛や肩こり
などがあります。
普段何気なく行っている 「歯ぎしり」 や 「かみしめ」 で歯を失わないためにも、それらブラキシズムの対策をご紹介します。
まず日中のかみしめについては意識や日常行動を変える必要があります。
①唇は閉じても上下の歯を合わせないこと
②かみしめていることに気づいたらすぐに離すこと
③唇や頬、あごなどのお口周りの力を抜くこと
④重いものを運んだり、激しい運動をするときは特に注意する
などです。
次に、夜寝ている間の「歯ぎしり」については 「ナイトガード」 というマウスピースを作製することをおすすめします。
当院で作製しているマウスピースは硬いハードタイプで上の歯にはめるものになりますが、効果として、かみ合わせが均等に当たり、歯にかかる力を分散してくれるため、知覚過敏や歯周病、顎関節症の予防につながります。
また 「歯ぎしり」 が強い方は作製時とマウスピースのかみ合わせが変わったり、割れてしまう可能性もあるので定期検診ではお持ちいただき、マウスピースのチェックが必要になります。
初めて使用する方はなかなか慣れず、抵抗がある方もいらっしゃいますが、マウスピースを装着することで歯やあごの痛み、頭痛や肩こりが軽減することもあるので一度考えてみてはいかがでしょうか。
最後にマウスピースのお手入れについてです。
お口の中に入れるものになるので菌の繁殖、におい、着色防止のため洗浄剤の使用を勧めています。
当院ではマウスピース用の洗浄剤を取り扱っています。
特徴として
①強力除菌・・・繁殖したカビの一種やにおいの原因菌を99.9%除菌
②速攻洗浄・・・わずか5分で徹底的にきれいにする
③漂白促進・・・表面の見えない小さな穴まで効果が行き渡ります
④着色汚れ落とし・・・傷つけずにしつこい着色汚れを落とします(研磨剤不配合処方)
使用方法は
150ml程度のぬるま湯に1錠入れ5分以上浸す。その後よくすすぎ流水下で歯ブラシなどを使用して磨いてください。毎日行うと効果的です。
以上ブラキシズムについてのご紹介でした。なにか気になることがあればいつでもご相談ください。
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