こんにちは、歯科衛生士の松永です。

皆さんはTCHという言葉をご存知ですか？

TCHとは「Tooth Contacting Habit」の略で、上下の歯を持続的に接触させる癖のことをいいます。

通常、何もしていない時には、お口は閉じていても上下の歯の間には２～３ｍｍの隙間があります。これを、安静位空隙といいます。そして上下の歯が接触するのは１日でたったの１７分程度と言われています。

上下の歯の接触は本来、食事時や会話時、唾液を飲み込む時のみ行われますが、それ以外での接触は顎関節症や筋肉のコリ、頭痛や肩こりの原因になったり、歯周病を促進させてしまいます。

原因として、パソコンやスマートフォンの操作に集中しすぎてしまうこと、うつむきの姿勢、ストレスなどの緊張があげられます。

頬粘膜に白いヒダ状のものがあったり、舌に歯のあとがついている方はすでにTCHがあるかもしれません。日常生活を送っているとき、歯が接触しているかどうか観察してみてください。もし歯が接触しているのであれば、意識的に離し、力をかけないようにしてくださいね。または、「歯を離して、リラックス！！」といったメモをパソコンや目に付きやすい場所に貼っておくのもよいでしょう。

舌の側面や先端に波打つように歯の痕がついている

TCHのほかにも、就寝時、歯ぎしりや食いしばりがあるという方は要注意です。夜寝ているとき、ご自身の体重の２倍以上の力が歯にかかっていると言われています。夜寝ているときに上の歯に装着するマウスピースなども当院では作製しております。

少しでもあてはまることがありましたら、ぜひ横田・デンタルクリニックまでお越しください。

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中央区赤坂のパパとママと子どもが一緒に通える歯医者
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