むし歯になりやすい子・なりにくい子
2019/09/09
こんにちは、院長の横田です。
お子さんが、「むし歯になりやすい」「むし歯になりにくい」は意外にも3歳までに決まってしまうということはご存知ですか??
こんな大切なことが、こんなに早期に決まってしまうのです。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌はいません。生まれた後、周囲の人からもらってしまうのです。
特に、「感染の窓」と言われる1歳半~3歳までの間は、むし歯菌に感染しやすい時期とされています。要するに、むし歯菌に感染するのはある程度仕方がないとしても、そのうつる時期がとても大切なのです。
お口の中には、むし歯菌以外にも悪い菌、悪くない菌様々存在します。この1歳半から3歳までの時期に、菌のバランスがある程度決定してしまうのですが、(決められた数の席の奪い合いで例えると)これが早いもの順で席が埋まっていくのです。つまり、むしば菌に感染する時期が遅ければ遅いほど、他の菌が先に席に座っているので、むし歯菌が座る席が少なくなっているのです。
スウェーデン・イエテボリ大学(世界でもっとも有名な予防歯科大学の1つ)での研究では 2歳までに虫歯菌の感染が無かった子供が4歳になった時の虫歯の本数がわずか0.3本でした。 一方で2歳までに虫歯菌の感染があった子供が4歳になったときは、虫歯の本数は、5本もありました。 虫歯の本数になんと16倍の差がでてきたのです 。
では一体どうすればよいのでしょうか。
主な感染経路は、お母さんとお父さんです。
感染予防対策または、感染を遅らせる対策として
①お父さんお母さんがむし歯治療や定期的なメインテナンスを受けること。
できれば、お子さんが1歳になる前にむし歯治療を終えて、定期的なメインテナンスに通っているということが大切です。
これは、お子さんのためだけではなく、ご自身のためにもなります。
②お子さんと同じ箸やスプーンを共有しない。噛み与えをしない。
お子さんの口に入れる箸やスプーンは、お母さん・お父さんと別の物にする。
お母さんがかじった食べ物を、お母さんの使っている箸でお子さんの口に運ぶと その度に一緒に虫歯菌も運ばれてしまいます。
そして定期的に歯科医院を受診してフッ素塗布をすることも、むし歯予防には大切なことと言えるでしょう。
乳歯は、ただでさえ永久歯よりもやわらかくむし歯が進行してしまいやすいのです。
定期的に歯科医院を受診しフッ素塗布により歯質強化を図ることをお勧めします。
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